丹後の歴史

 

江戸時代には、日本海を行き来する船が宮津へ寄り集まって、
文字どおり縞の財布が空になるまで散財し、大変に賑わいました。
現在、丹後の玄関口に当たる、宮津の市街地には、
古来海陸の交通の要であるとともに、歴史文化の中心地でした。
裏町の細い小路、旧家の土壁、大小多くの社寺、
花街の名残を漂わす千本格子に、思いはいつか遠い昔。
名残由来の数々が物語ってくれる歴史の町宮津は、たくさんの出会いの町です。

◆ 丹後のお話、歴史 ◆
丹後には、
1.地域独自の王権と支配体制、2.一定の政治領域、3.独自のイデオロギー、
この3つを兼ねそなえた王国が、竹野川流域を中心にあったであろうとされています。
丹後王国は4世紀中頃から末頃にはじまり、5世紀代に最盛期を迎え、
6世紀中頃に大和の支配に入ったと言われています。
丹後は古墳の宝庫(古墳の数は約5000墓)
丹後町の神明山古墳(全長190mの前方後円墳)−丹後町古代の里資料館
網野町の銚子山古墳(全長198mの前方後円墳)−日本海沿岸部で最大
加悦町の蛭子山古墳(全長145mの前方後円墳)−加悦町古墳公園
レベルの高い貴重な出土品、遺産群
重文、黄金の環頭大刀出土(久美浜町の湯船坂2号墳)−6世紀後半から7世紀前半
日本で一番古い年号を記した、銅鏡「方格規矩四神鏡」(3世紀前半)が、弥栄町と
 峰山町との境界、大田南5号墳から出土。魏志倭人伝による魏国王が邪馬台国の女王
 卑弥呼に贈った100枚のうちの1枚の可能制もある。(弥栄町、峰山町)
日本で一番古い製鉄所跡(弥栄町の遠所遺跡)
 −5世紀後半〜6世紀後半と8世紀後半の一大製鉄遺跡が出土
日本で一番古い水晶玉作り工房跡(弥栄町の奈具岡遺跡)
 −弥生中期後半(2世紀後半)
大環濠集落(峰山町の扇谷遺跡)−弥生前期末から中期始め(1世紀末〜2世紀初め)
 にかけて高地性集落で竹野川流域を一望する丘陵にあたる。二重の環濠が巡らされ、
 V字形の内濠は延長1km、最大幅6m、深さ4mの巨大なもの。
大陸との交流も昔から行われていた
久美浜の函石浜遺跡
 −縄文時代の先住民の居住跡、約2千年前の中国の貨幣「貨泉」出土
  (新、西暦8〜23年)
奈良時代〜戦国時代
和銅六年(713)に丹波国から別れて丹後国が置かれましたが、
その頃国ごとに建てられた国分寺は府中にあり、国府もこの地にあったとされ、
政治・文化の中心でした。14世紀から一色氏が守護として勢力を持っていましたが、
16世紀末細川氏が織田信長の命により丹後を平定、城を築き城下町を開きました。
江戸時代
細川氏のあとに様々な藩主が入れ替わり最終的に本荘氏が幕末まで続きました。
この間、近世における丹後地方の政治・経済・文化の中心的都市として
発展し続けました。また、宮津は天然の良港で、各地から船が入港し、
港町としても栄えました。

◆ 由緒ある社寺 ◆
お寺
成相寺(宮津市)
西国28番札所 704年頃
松尾寺(舞鶴市)
西国29番札所 「仏舞」5月8日
智恩寺・文殊堂
(宮津市)
日本三大文殊
智源寺(宮津市)
京極高広が母の為に建てたもので城下第一の大寺
(曹洞宗永平寺派)。円山四条派による天井草花図がある。
大頂寺(宮津市)
徳川五代将軍綱吉の生母桂昌院の総漆塗りの御霊屋がある。
見性寺(宮津市)
与謝蕪村が39才から42才(宝暦4〜7、1754〜7年)当時、
足をとどめた。俳句だけでなく蕪村画大成の基礎をつくった。
如意寺(久美浜町)
行基・千日会−8月9日
金剛院・三重塔
(舞鶴市)
関西花の寺、第3番霊場、紅葉(11月中旬)
施薬寺(加悦町)
蕪村の屏風絵と花しょうぶ(6月中頃)
縁城寺(峰山町)
正徳院(網野町)
円頓寺(久美浜町)
岩屋寺(大宮町)
本願寺(久美浜町)
多禰寺(舞鶴市)
西国薬師霊場30番札場所
神社
丹後
一の宮籠神社
(宮津市)
元伊勢719年
元伊勢皇大神社
内宮・外宮(大江町)
浦嶋神社(伊根町)
丹後
二の宮大宮売神社
(大宮町)
金毘羅神社(峰山町)
竹野神社(丹後町)
出雲大社巌分祠
(野田川町)
網野神社

◆ 歴 史 ◆
江戸時代の商家(宮津市)
三上家(酒造りと廻船問屋)、袋屋(醤油醸造業)、
今林家(糸縮緬問屋)
江戸時代の天主堂(宮津市)
カトリック宮津教会聖ヨハネ天主堂
(和風ロマネスク様式、日本で2番目に古い木造天主堂(明治29年))
舞鶴引揚記念館(舞鶴市)
昭和20年から引揚港として13年間の歴史を紹介する
資料記念館
赤れんが博物館(舞鶴市)
世界4大文明をはじめ、国内外の貴重なれんがを紹介
石川五右衛門の出生地
野田川町)
加悦町SL広場(加悦町)
2号機関車(明治6年、イギリス・スティーブンソン社製)、
4号機関車(大正11年、川崎重工製)
ハブ3号車(明治22年、ドイツ・バンデルチーバン社製)
など23輌を展示
天橋立を訪れた
数多くの文人や墨客
和泉式部、後鳥羽院、藤原定家、西行法師、赤染衛門、
鴨長明、貝原益軒、与謝蕪村、松尾芭蕉、雪舟、
徳富蘇峰、富岡鉄斎、幸田露伴、薄田泣薫、与謝野鉄幹、
与謝野晶子、高浜虚子、河東碧梧桐など

◆ 各種リンク ◆
岩見重太郎物語 こちらからどうぞ
丹後ちりめんの歴史 こちらからどうぞ
雪舟生誕500年特集!! こちらからどうぞ

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